オーストラリアで勉強してきたMLデザイナーの口語自由詩

主に、データ分析・機械学習・ベイズ・統計について自由に書く。

SA Night行ったのでレポートするぜ

↓ この勉強会に参加したので、簡単ながらレポートします。

connpass.com

第一回開催なのか(`・ω・´)

TL;DR

  • SA Nightとは?
    • SAのお仕事を紹介するイベント
  • SAとは?
  • SAのお仕事とは?(※主に)
    • お客さんと一緒にビジネスを作り上げる
    • お客さんの課題解決にフォーカスする
      • ◯ 顧客が本当にほしかったものを考える
      • ✕ イケてる技術を使う
    • お客さんをハッピーにさせる、信頼される
    • お客様がやりたいこと != お客様にとって必要なこと
  • AWS Loftはおしゃれ(´∀`*)

外観

f:id:yukinagae:20190425084246j:plain

おしゃれなデバイスが置いてありますね。

f:id:yukinagae:20190425084333j:plain

ユニコーンがいる(´∀`*)

f:id:yukinagae:20190425084326j:plain

SA(Solutions Architect)Night

目的・背景

  • SAの魅力を知ってもらいたい!

本日のSA Nightのトピック

  • SAのお仕事ってどんな感じかを伝えたい

IoTシステムはどう作られるか - ソラコムでのSAミッション

  • スライド: 後日アップロードされ次第追加。 スライド追加の連絡をtwitterでしていただいたので以下追記しました(`・ω・´)

www.slideshare.net

アジェンダ

  • SA/PS(Professional Service)のお仕事@ソラコム
  • SA/PSの魅力
  • SA/PSマインド

SA/PSとは?

ソラコムでは以下のような職種があり、スピーカーは両方やっているらしい(`・ω・´)

  • Solutions Architect
  • Professional Service
    • コンサルとして、お客様と一緒に要件定義〜実装をする

IoT サービスを形作る要素

仕事の進め方

  1. アーキテクチャ設計
  2. 処理方式設計
  3. 要件整理

  • プロトタイプ実装
  • PoC
  • プロダクション実装サポート

加えて以下もSAのお仕事

  • サービスのFBを現場からもらう <- 重要そう(´∀`*)
  • FBや要望を素早いサイクルでやる

魅力

  • IoTは技術範囲が広い
  • 現状ノウハウが少ない

IoTはテクノロジー総合格闘技

↑ わかる

IoTサービスの問題あるある

プロトコルによって消費電力の大小が異なるよね

  • UDP: 消費電力は少ない、データは簡単に欠損する
  • TCP: 消費電力が多い、データをちゃんと送信してくれる

クラウドサービスをどう組み合わせるかもSAの腕の見せどころ

例えば、セキュリティ・双方向性などを考慮して以下サービスをどう選定するか(`・ω・´)

  • SORACOM Beam
  • SORACOM Funnel
  • SORACOM Kryption

魅力

マインド

  • Customer Centric: 顧客満足が一番(※ホスピタリティの爆弾
  • Technical Credibility: 顧客からの技術面の信頼度

ソラコムの発表についての感想

  • ソラコムのSAはホスピタティ意識が高い(=お客さんにどう価値を提供するか)
  • ソラコムはただソリューションをコンサルしてるのかと思ったら、ガリガリ構築・開発してる(※これもお客さんに価値を提供するため)
  • IoTでのSAは技術的にもチャレンジングで面白そう
  • IoT周りは必要な技術スタックが広い(Webは当然のこと、ハードウェア周りの知識も必要)

これからSAになる人に向けたアドバイス

  • スライド:

speakerdeck.com

SAとしてのお仕事

  • 「さいきょうのモデル」から特徴量ベクトルが出てくる

↓ ここからSAのお仕事@ルミノソ

  • numpyを使う仕事
  • BIツールでダッシュボードを作成
  • データサイエンティストのコード整備
  • etc

SAの仕事

  • ◯ 課題解決
  • ✕ 技術を使う

お客様がやりたいこと != お客様にとって必要なこと

  • 手を動かす != やってみた
  • 情報収集: 投資を惜しまない
  • 自動化

自分の身を守るために議事録は書こう(´∀`*)

ルミノソの発表についての感想

  • SAとしてというより、エンジニアとして分かりみの多い内容だった
    • お客様がやりたいこと != お客様にとって必要なこと <- わかる
    • 手を動かす != やってみた <- わかる
  • SA == 顧客の課題解決のために(技術含め)なんでもやる人

機械学習ソリューションアーキテクトの面白さ

  • スライド:

speakerdeck.com

余談

AWSでのSAとは?

  • Trusted Partner: 顧客・営業から信頼される
  • Technical Though Leadership: 社内外の先進テクノロジーの発信
  • Platform Improvement: AWSサービスの進化・活用に貢献

Machine Learning SAのお仕事

そもそもML specialist SAとは?

ポイント

Undifferentiated Heavy Lifting(差別化できないけど重労働なこと) はやらない!

参照: エンジニアの為のAWS実践講座

クラウドでの機械学習のポイント

  • ビジネス価値にフォーカス
  • データの流れを整理
  • 自分だけで頑張らない

頼れるもの

AWS ML SA

  • いろんな課題にチャレンジできる
  • スタートアップからエンタープライズまで
  • お客様と一緒にMLビジネスを作れる

AWSの発表についての感想

  • 様々な分野のスペシャリストがいてうらやましい(個人的な感想です)
    • 機械学習、セキュリティ、ネットワーク、もろもろ
  • Undifferentiated Heavy Lifting(差別化できないけど重労働なこと) というのがAWS内ではよく使うワードらしい
  • 「自分だけでがんばらない」「社内外のリソースをうまく使う」というのが印象的

トレジャーデータにおけるSolution Architectのチャレンジ

SA@Treasure Data

  • 顧客のビジネス課題を自社のテクノロジー(+α)を使って解決
    • 1人のSAから基本的に1つの案件を回す
  • プリセールスから実装まで
  • Sales / Support / Engineering まで幅広く連携

三位一体のメンバーで顧客のビジネスを推進する

  • Customer Success
  • Solutions Engineer(=SA)
  • Support Engineer

顧客との連携

顧客の声を「そのまま」ではなく「正しく」伝える = ちゃんと課題や背景、文脈を考慮して伝言ゲームするの大事

日頃気をつけていること

  • 得意分野の把握・理解
    • 自分
    • 同僚
    • プロダクト
  • 社内の最新情報のキャッチアップ
    • プロダクトロードマップ
    • slackは全部読むw
  • 成果の可視化
    • slackでのプレゼンスw
    • 定期的な課題共有
    • オフラインでの相談
  • 知識や思考をwikiにdump
    • 脳内のdump時間を確保する
  • 技術のキャッチアップ
    • 顧客の課題にフォーカスした技術 != やりたい駆動の技術
    • 自分で手を動かす時間の確保
  • 自分の技術が顧客のビジネスに貢献できること

Treasure Dataの発表についての感想

  • SA@Treasure Dataの場合、プリセールスから実装までを1人のSAが行うのスゴイ
  • 顧客のために必要であれば技術を使って実装したり、このあたりはSA@ソラコムと近い
  • 顧客の声を「そのまま」ではなく「正しく」伝える <- これ他のスピーカーも話してる内容だなー(´∀`*)
  • 日頃気をつけていることとして、社内の情報のキャッチアップという観点が面白い
    • それだけ社内のスピード感が早いのかも(`・ω・´)