PyMC4のcommit読み始めてみる
TL;DR
最近ブログ書けてなかったので、@y_yagiさんのrails commit log流し読みのスタイルをパクってPyMC4というライブラリのcommitを追ってみようと思います。 このライブラリを選んだ理由としては、まだ開発を始めたばかりで52コミットしかないので読みやすそうというのが主な理由です。
What is PyMC4?
PyMC4は2018/5/5に開発を始めたばかりの 確率プログラミング ライブラリです。
もともとは 4
という数字が示す通り、以前のメジャーバージョンのライブラリは PyMC3 でした。
今回のPyMC4になってからの大きな変更は、バックエンドが TensorFlow になったことです。
PyMC4を開発開始する前の議論はdiscourseで行われ、その際には以下の3つがバックエンドとして提案されましたが、結果的に TensorFlowに決まったみたいですね(議論の経緯は把握できてないので、また調べる予定です)
- PyTorch
- TensorFlow
- MxNet
おまけ
以下の通り、他にも有名な確率プログラミングのpythonライブラリがあります。
- blei-lab/edward: バックエンドはTensorFlow
- uber/pyro: バックエンドはPyTorch
プログラミング言語レベルでサポートしているものでは Stan があります。
あとは以下の書籍が学習の参考になるかと思います(まだ全部読めてない)
StanとRでベイズ統計モデリング (Wonderful R)
- 作者: 松浦健太郎,石田基広
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 2016/10/25
- メディア: 単行本
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